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メールフレンドからの最後のメッセージ

18歳の頃、メールフレンドがいた。

まだ携帯よりもPHSが主流だった時代。

メルフレが流行っていた。

メルフレ募集のサイトで、趣味が似ていて、年上の女性を見つけメールした。

下心があった(笑)

でも彼女に独特の雰囲気を感じたのもあった。

メールは3日に一回くらい。

バイト決まったよ、とか、こんなCD買ったよとか。

しかし、次第に彼女は病んだ内容のメールを送ってくるようになった。

人生に疲れてしまったような、生きるのが苦しいかのような。

メールが来る度に、私が励ます形になった。

私も、その頃から人生の本質について、少しずつ考えるようになっていた。

メールはどんどん思い詰めた内容になっていき、とうとう1ヶ月くらいメールが来なくなってしまった。



まさか。。。




メールが来た。



とっても突き抜けた雰囲気で、こう書かれていた。



「アタシで良いんだ‼」


私は、何も返信できなかった。

それ以来、メール交換は終わってしまった。


自分で良い。


それは、それ以上の無い、答えだ。

内なる絶対は言った。

この答えと共に在ればお前も長い間苦しまずに済む。

そうかもしれない。

だけど、自分で確かめたい。
確かな実感が欲しい。


あれから16年、私も彼女と同じ答えに至った。

自分で良い。

自分は、今ここに在り、そして何者でもない。

18歳の頃のように、世界が凛としている。 

彼女は、私の人生に現れた最上のマスターであった。


今なら言える、

宇宙の中心に向かって叫ぶことができる。


「自分で良いんだ‼」


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